所有不動産を売却しようという時に、気になるのは売ったらいくら税金がかかるのか？という相談が、結構あります。
不動産を譲渡(売却)する際に、売った金額で利益が発生すれば譲渡所得税を納めなければなりません。この譲渡所得税は、不動産の所有期間によって税率が大幅に異なるのです。
その税率の異なる所有期間が5年となっていますが、ここでちょっと早とちりすると大変な問題になる場合があります。

この5年という所有期間は、不動産の所有者になった日から5年ではないということです。

ん？どういうことか？

税法上はこのような表現になっています。
譲渡した年の1月1日時点で、所有期間が5年を超えていること。
つまり、所有している間に5回のお正月を迎えないといけないということです。

ここは、すごく勘違いしがちな所なので、よくよく確認して見て下さい。
長期と短期で税率がかなり異なることから、ここを勘違いするととんでもないことになりますから。

勿論その他の税額控除等については、キチンと税理士に相談して、確認しておくことが必要だと思います。
簡単でしたが、不動産売却時の確認事項です。